少年たちが自分達でサッカーをやる

春からジュニアユースの活動が始まる上之介。

日本全国のサッカー少年と同じく、コロナウィルス禍の影響でなかなか思い通りにサッカーできてません。

仕方なしに少年団のチームメイト何人かで集まって、「朝練」とかしてるらしいです。

自分たちでいろいろ工夫しながら楽しんでるようで、昔(小学1〜2年生の頃)オヤジと一緒に遊んでた時のマーカーを物置から探し出して使った形跡があったり、少し前に買い与えていた5号球も使ったりしてるようです。

何かいいですね、こういうの。

コーチに云われたわけでもなく、

オヤジから誘われたわけでもなく、

友達同士で自分たちでやれることを考えて工夫してやって感じ。(たぶん現場を見たらツッコミどころ満載なんでしょうね)

大人が決めた時間の制約が殆どない(学校も習い事も全部お休み…)という、人生でなかなか得られないこの貴重な(不思議な)時を少年たちなりに謳歌してもらいたいと思っとります。

いろいろみえる

サッカーしかやってない上之介と下之介。

さすがに暇すぎて兄弟ゲンカの発生頻度がかなり高まってます。(自宅でテレワーク中のかみさんはウンザリ)

最近のオヤジの就寝前ルーティンとして、自分で撮影したサッカーの試合の動画を見ることが多くなりました。

少し時間が経ってから(例えば今年の1月頃の試合とか)改めて動画を見ると、試合中や終了直後には気づかなかったナイスプレー(残念プレーも)等を発見したりして、なかなか面白いです。

本当は上之介や下之介が観られるように動画を撮ってるのに…と思いながら、画面の端の方で選手達が良いプレーしてるのを見つけたりすると何だか無性に嬉しくなったりするのです。

暫くコロナウィルス禍でサッカー活動は休止のままになりそうなので、こんな感じで少年サッカー楽しんでおこうと思っとります。

【ぶじこれめいば】

サッカー三昧の上之介。

今日は、上之介が大きな怪我や故障なくほぼ全ての公式戦や練習試合に出続けている事について書きます。

まずはじめに、オヤジにとってサッカー選手としての上之介は“自慢のムスコ”です!

(ひゃー、ハズカシぃ〜)

ただし、上之介は「スーパー君」や「スター選手」でもなければ、所属チーム内の「エース」でもありません。

ある日、練習試合を一緒に観ていたチームメイトのお父さんが「上之介って丈夫よねぇー」「まさに“ブジコレメイバ“だ」と呟くように云いました。オヤジは気の利いた返しもできないまま、その流れで選手達の怪我や故障のことを話したりしました。

年末頃から同時多発的に選手達が怪我で休みがちになっていた(しかも“受験組“がほとんど活動に参加できない)時期があって、監督やコーチ陣はお呼ばれしていた招待大会や練習試合に穴を開けないようにとメンバー調整が大変だったようです。(結果、下の学年からヘルプ動員)

そんな中で上之介は、全ての試合にフル参戦ですよ!

いや、たいしたモンだ!あっぱれ!

これが最近の“自慢のムスコ”たる所以です。

題名に書いた“ぶじこれめいば”という格言のようなコトバ、かの有名な作家・菊池寛(馬主でもあったそう)による造語で、『無事是名馬』と書くようで、競馬内部関係者や馬主が使う言葉だそうです。「能力が多少劣っていても、怪我なく無事に走り続ける馬は名馬である」という意味で使われるとのことです。

もう少しネットで調べてみると、スポーツにおいて「超一流とまでは言えなくてもずっと怪我せずにプレーし続ける選手は名選手」という意味で使われることがあるとも記されています。

まさにこの時期の上之介にピッタリだなと思います。

先日、海外に渡った期待の若手選手が“怪我で長期離脱“というニュースが入ってきましたね。(ザンネンっ!)

上之介もいつ何時痛んでしまうかわかりませんが、大好きなサッカーを『無事是“迷“馬』で存分に謳歌してほしいなと思っとります。

サッカーばっかりで…

気づいたら毎週どっかでサッカー観てるオヤジです。

今日は、“日本全国サッカーやり過ぎ”で大丈夫かなと心配になるという話。

オヤジの次男である下之介は、年明けに二週連続で多数のチームが参加するリーグ戦に出場しました。オヤジも車出しのミッションを受けてフルで帯同しました。(かみさんも試合当番としてフル帯同)

会場周辺には朝から夕方までたくさんの“サッカー大好きな”関係者がワサワサしてました。家を出発するところから帰宅まで含めると、かな〜り長い「拘束時間」です。

試合が終わって帰宅した時には日も暮れて、暗くなったベランダに干されたままの洗濯物はすっかり冷たくなってました。

一気に日常に引き戻されるこの瞬間。何か妙に寂しくなるんですよねこの瞬間。

言葉でうまく表現できないモヤッとした感じの何かが頭の中をグルグル回って喉を通り胸からミゾオチ辺りまでグワっときました。

あの会場に集まっていた選手のほぼ全ての家庭が同じように週末の一日をサッカーのリーグ戦参加に捧げたんでしょうね。みんな大丈夫なんでしょうか?サッカーばっかりで…。しかも、まだ低学年だし、他にもまだ経験したことない楽しいコトがたくさんあるんだよなぁ〜。とか。

えっ?大きなお世話だって?ええ、そうですね。本当に大きなお世話ですよね〜。

敢えて「拘束時間」という表現を使うのは、オヤジがそこまで“サッカー大好き“じゃないことが一番の理由だと思います。週末48時間を何に充てるかは、オヤジにとってはまあまあ重要で、今回のように二週連続で長時間拘束(しかも同じ会場)になると、いろいろ思うところがあるんですよね。だってサッカーの試合会場周辺は他に楽しめるアトラクションもなく、快適に過ごせる空間もなく(特に年明けの冬場は寒いっ!)、試合の時程表を気にしながらひたすら“我が子”のチームの出番に備えるという時間の過ごし方を受け入れざるを得ないのですから。(今やスマホいじりで時間潰せるけど、スマホが無かった時代の保護者の皆さんはどうしてたんでしょう…)

まぁ何事も「楽しんだモン勝ち」でしょうから、オヤジはこの「拘束時間」を自分なりに有意義に過ごすコツ?を探ってみようと思っとります。そして、親として下之介に「他にも楽しいコト」を経験させてあげられるように工夫してみよかなと思っとります。(やりきる自信ないけど)

スーパー君

のらりくらりとサッカーやってる下之介。

今日は、上の学年にいる『スーパー君』が想像していたスーパー君ではなかったという話です。

下之介がお世話になっている地元の少年団チームに、2学年飛び級で公式戦に出場して実績を残している『スーパー君』がいます。

週末に近所のグラウンドでスーパー君の「本当の学年」の試合があると聞いたので、下之介を連れて観に行ってきました。

『スーパー君』は良い意味でとても“スマート“な印象の選手でした。

オヤジはサッカー経験がないシロートなので『スーパー君』という言葉から勝手にイメージを膨らませていたようです。正直なところ、ちょっと期待ハズレでした。(ちなみに、オヤジの『スーパー君』像は、メッチャ凄いドリブルしたり、エグい弾丸シュート決めたりといったのでした…(恥))

スーパー君のプレーを試合の最後までずっと観て感じたのは、

「プレー中の視野がとてつもなく広い」ことと、その視野の範囲で「フツーのプレーが当たり前にできる」ことです。

オヤジは観戦から数日経った今でも、スマートなスーパー君のプレーを頭の中で反芻してたりします。オヤジにとっての少年サッカーの新しい一面を身近なところで見ることができて、とても有意義でした。

あ、もちろん連れていった下之介は試合の途中から遊び出してロクに観てませんでした。(これも少年サッカーあるあるかな?)

親子サッカー

のらりくらりとサッカーやってる下之介。

今日は、親子サッカーに参加するときのオヤジの「しょーもない持論」について書きます。

下之介はまだ低学年です。地元の少年団チームで“それなり”のサッカーを楽しんでます。先日、チームの行事で「初蹴り」があり学年毎に別れて『親子サッカー』をやりました。

サッカー経験者のお父さん達は、さすがのプレーで子供達を手玉に取って楽しんでました。オヤジ(サッカー経験者ではない)も含めて走れない大人達は、子供たちにヤラれないように何とかそれっぽく頑張りました。

楽しかったです!

実はオヤジには親子サッカーに入る時の「しょーもない持論」がありまして、なるべく実践するようにしてます。

それは、子供たちがコーチ達から「普段教わっていることを自分もやる」ということです。別の言い方にすると、子供たちが「まだ教わってないことはやらない」ということです。

具体的には、ボールを獲ったら行けるとこまで自分でドリブル!ボールを奪われたらすぐに獲り返す!コレですね(笑)

オヤジがもたもたドリブルしてると、あっという間に子供達に囲まれてガスガス蹴られてヤラれてしまうので、ほとんど何もできません。

「やらないこと」のわかり易い例としては、“ロングの縦ポン”とか、“スルーパス”とか、“バックパス”とかですかね。

子供たちに敬意を表して、なるべく「同じ条件」で対峙するという意図です。(やっぱりしょーもない…)

学年が上がるにつれて、親子サッカーの中身も“それなり”になっていくのも楽しみにしつつ、これからも親子サッカーの機会があれば参加させてもらいたいなと思っとります。

 

レギュラー枠が減るって⁈

のらりくらりとサッカーやってる下之介。

 

新しく入ってきた選手が上手いと、『レギュラー枠が減る』という保護者の発言を聞いて、エっ?と思ったという話です。

 

下之介は、足首の捻挫がなかなか治らず、練習に参加できない日が暫く続いてました。

あるコーチから「特別メニューでやってあげるから、なるべく練習には来てね」「球拾いとかでもできるなら一緒にやろう」と云ってもらえてるらしく、週末にずーっと家にいてもやることないし暇なので、下之介ついてチームの練習を見学しました。

チームには顔見知りのお父さんが何人かいて、挨拶したり、軽く世間話したりすることもあって、この日もあるお父さんと並んで練習を観ることになりました。

ちなみに、下之介がお世話になっているチームは地元の少年団チーム(もちろんノンセレクション)ですが、近隣の地域内ではそれなりに強いとみなされていて、他チームから移ってくる選手もいたりします。

見学して暫く経った頃、見覚えのない選手が何人かいることに気づき、また新しく入ったのかな?と思い、一緒に観ていたお父さんに尋ねてみました。いろいろ解説してもらってその選手が最近入ってきた子で、お兄ちゃんも同時にチームに入ったということがわかりました。解説してくれたお父さんは、その兄弟が「体験入団」にきた時に居合わせたそうで、詳しく話してくれたのです。

「初めて見たとき凄く上手いから、ビックリしたよー。後でわかったんだけど、お兄ちゃんの方だったの。お兄ちゃんの学年は、体験の日に練習試合か何かで誰もいなくて、弟の学年に混ざって参加してたんだって。」

「いゃ、本当にめちゃ上手いから、コレはヤバいぞ、レギュラー枠が獲られちゃうって…、なったんすよ〜。」

(オヤジの相槌)

「へぇ⁉︎ そりゃ学年違ったらぜんぜん違いますよねェ〜(笑)」

(以下、オヤジの心の声)

「…、…、   ?。」

「『レギュラー枠⁉︎』って云いました?」

「上手い子(ヤル気のある子)がチームに来たら、嬉しいんじゃないの?」

「そもそも低学年(2年生)で、上手いとかあんまり関係なく無いかな?」

「このチームに『レギュラー枠』なんてあったの?」

「このお父さんから、下之介ってどんな見られ方してんのかな?」等など…。

こういう何気ないひとことから、普段フツーに接してたお父さんの感性みたいなものを垣間見てしまったようで、正直なところ少し戸惑いを感じたのです。

オヤジは長男の上之介(今、6年生)を通してジュニア年代の選手たちの成長過程を見てきたから、下之介に関してはあまり心がザワつくようなことがありません。このお父さんも含めて、“初めての少年サッカー”だといろいろ気になったり前のめりになったりしちゃう人もいるだろうし、オヤジもそんな時期があったかもしれない(もう忘れた)なと思い返したりして、下之介のチームメイトのお父さんお母さんの思いも酌みながらお付き合いしていかないとなぁと思った次第です。こちらも“何気ないひとこと“には気をつけないとですね。